先日地元の胆江日日新聞社さんに掲載していただいた記事のアップです。

お時間のある方は、是非御覧ください。

9月30日に神山重久が胆江日日新聞社に掲載された記事の内容

【記事内容】

志 高く ~若者たちの選択 42~

行政書士 神山重久(38) 水沢区南大鐘

依頼主はお客様ではなくパートナー 目指すは笑顔創出

車庫証明や建設業者の営業許可など、行政機関に提出する許認可申請書類の作成から会社・法人設立の手続き、相続・遺言のサポートまで行政書士の仕事の分野は幅広い。取り扱える書類は数千種類にも上る。市民が円滑な社会生活を営む上で欠かせない存在だ。

水沢区南大鐘の自宅の一室に「神山行政書士事務所」を構え、早6年半。「話しやすさ、わかりやすさ、頼みやすさ」をモットーに日々業務に励む。「ようやく軌道に乗り出したところ。地道な努力がここにきて実り始めた」。さらなる成長への確かな手応えを感じ取る。

中学卒業まで故郷の水沢で育ち、高校時代は親の仕事の関係で千葉で過ごした。専修大学商学部で学んだ後、大阪に本社を置く運送会社に営業職として入社。「やりがいはあったが、長男として家を守る義務があった」。東京、岐阜、岡山で5年間のサラリーマン生活を経て27歳で帰郷した。

市役所の臨時職員として働きながら公務員試験の勉強を始めたが、法律を読み解く面白さに目覚め、資格がとれて起業もできる行政書士を目指すことに。4度目の挑戦で合格率5%の難関を見事突破した。06(平成18)年3月に開業した事務所は自分一人で切り盛りする。「経営に関しては全くの素人。本を読んだり、東京までセミナーに出向いたりしながら基礎から徹底的に学んだ」と振り返る。

インターネット時代に反映し、仕事の依頼はホームページを通じて舞い込むことが最も多い。相談には無料で応じる。申請書類の作成・提出はときに数十枚に及ぶが、「依頼主に余計な手間暇をかけさせたら絶対に駄目。行政書士の存在意義がなくなる」。事前の聞き取りを基に手際よく、正確に書類を仕上げていく。

行政書士は、既製品を売る職業ではない。依頼主の要望に沿った「オリジナル商品」を提供する。だからこそ、付加価値の高いサービスも供給できれば集客につながる。「簡単、安心、迅速」と、価値を生み出す道具はいくらでもある。質を高める努力を怠らないようにしなければ。依頼主はお客さんではなく、パートナーという意識を持ち続けたい」

好きな言葉は、「楽は苦の種、楽は苦の種」。「つらい状況こそが自分を磨き、人生に輝きを増してくれる」と信じる。何事にも一生懸命な性格だが、「少々頑固」と冷静に自己分析。趣味は野球で、30年来の埼玉西武ライオンズファンという。

名刺には赤文字で、「目指せ、笑顔創出行政書士」と記す。行政書士の認知度はまだまだ低いが、その分、挑戦を続けることで無限の可能性が開けてくる。「より多くの人が笑顔になれるお手伝いがしたい。明るく元気なまちづくりにつなげていけたら」と意欲的だ。